2020年大寒波到来!肌荒れについて!
ご訪問ありがとうございます!
これは私自身ものすごくよく体感してきたので実感してましたけど
具体的なデータや実験の結果や肌や身体の仕組みを見ると
スキンケアでは出来ない部分のケアが見えてきます。
2020年もスキンケアをきちんとしなければー!
今回の発表でわかったことというのは
「肉体的、心理的ストレスがかかった時に、
末梢神経が収縮して体温が下がることで、
正常な角層を生み出す顆粒層のタイトジャンクション(TJ)
が不活性(鈍い動き)となり
肌のバリア機能が低下してしまう」
ということが、初めて解明したというものです。
つまり、
その人にとっての不快だと感じること(ストレス)がかかることで
交感神経優位(闘争逃走の神経)にスイッチするので、
身体は戦えるように血管を収縮させて
筋肉を硬直させて呼吸を浅く早くして、
身体の重要な臓器に血液を集中させるために、末梢血管が収縮します。
なので、
手足は冷たくなります。
( ※末梢神経というのは体の各部に存在する神経繊維です。
脳や脊髄などの中枢神経から、手足、目、耳、皮膚、内臓など
全身に広がっている神経で、脳の命令を手足に伝えたり、
逆に、目や耳、皮膚などで得た情報(刺激)を
脳に伝えるといった働きをしています。 )
末梢神経が委縮するので、身体は体温が下がり、肌表面の温度も低下します。
肌冷えです。
そうなると
表皮の顆粒層の細胞同士を密着させて肌のハリと水分を保っている
タイトジャンクションの働きが低下するそうです。
キュッとしまっていたものが緩くなるわけです。
タイトジャンクションは
角層の形成に必要不可欠なCa イオン(カルシウムイオン)
の流出をブロックしてくれています。
角質層にカルシウムイオンは必要不可欠です。
元々表皮細胞にはカルシウムイオンが高濃度に存在していて、
表皮細胞の角質化や角質間脂質を作るということに
カルシウムイオンが使われています。
(※細胞間脂質は、角層細胞の間で、「セラミド」などからなる
脂質の層と水分子の層が、交互に規則正しく何層も重なりあう
「ラメラ構造」という層状構造を形成し、角層の働きを支えています。)
なので、
タイトジャンクションががっちり働いてぎゅっと締まっていると
カルシウムイオンが流れ出ないので
角質層に厚みがあり、紫外線や外部刺激に対するバリア機能が高い
キメが細かい肌が作られるのですが
タイトジャンクションが緩むと、隙間からカルシウムイオンが漏れ出すので、
カルシウムイオンが不足し、角質層の代謝が正常に行われず、
乾燥肌になり、老化しやすい状態に傾く…
その原因となってるのが
その人にとってのストレスによって交感神経優位になり末梢血管が収縮して
体温と肌表面の温度が下がって
肌の水分量やハリを支えるタイトジャンクションが緩んでしまうというものです
ぜひ参考にしてくださいねー!!